にしお鍼灸整骨院　 | 日記 | 高齢者に多い骨折

昨日は、子供の脱臼について少し書きましたが、今回は高齢者に多い骨折について少し書きますので参考の上ご注意下さい。

高齢になると筋力が弱くなり足の上がりが悪くなり、つまづく回数が増えます。
運動機能の低下は身体のバランス低下につながりふらつく事が多くなり、転倒するリスクが高くなります。(´・ω・｀)

高齢者に多い骨折は、下記の４つと言われています。
①大腿部頸部骨折　（転倒によりお尻、股関節付近をを強打する事により起こりやすい。）
②脊椎圧迫骨折　（尻持ちなど転倒時お尻から倒れる事で発生しやすい。骨粗鬆症も原因）
③上腕骨外科頸骨折　（転倒により肩関節付近を強打する事により起こりやすい。）
④橈骨遠位端骨折「コーレス骨折」　（転倒時にとっさに手を衝いてしまった際に起こりやすい。）

当院でも②圧迫骨折③上腕骨外科頚骨折④橈骨遠位端骨折・コーレス骨折の患者様の来院はありました。

整骨・接骨院では骨折の患者様の来院に対して応急処置は可能ですが、治療に関しては医師の同意書があれば治療が出来ますが、レントゲン撮影による経過観察や固定装具の費用の面からしても実際は当院でも応急処置を行い整形外科等での処置、継続治療をお願いしています。
場合によっては、固定装具除去後のリハビリに対して治療を行う場合もあります。

予防としては、適度な運動、外に出て紫外線を浴びる、バランスの良い食事でしょう。(^ω^)

当院に来院された患者様でも骨折している自覚症状のある患者様は少ないです。
診察してみて初めて骨折の可能性がある事実を伝え聞き驚かれます。

なかなか引かない痛みや、身体の不調に関してお気軽にご相談下さい。

☎　079-422-2401