にしお鍼灸整骨院 の日記
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痛み (背部偏) (´;ω;`)
2014.04.09
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私もこの業界に入り20数年になります。(^_^;)
その間様々な患者様を診させていただきました。
鍼灸院、整骨院に来院される患者様のほとんどは 『 痛み 』 の主訴が多いです。
痛みと言っても原因が様々あり一言では言えませんので、何回かに分けて患者様の痛みに対してのお答えをしていきたいと思います。
今日は昨日来院された患者様で 「背部痛」 を訴えた患者様についてです。
背部と言っても結構範囲は広いですね。整骨院でも傷病名を取るときに「上部」「下部」に分けることがあります。
昨日は肩甲骨付近の痛みを訴え来院されました。この痛みの原因は大きく分けて三つあると思います。
①背部周囲の筋肉の炎症や緊張による不具合
②頸部からくる神経を介して痛む不具合
③その他(内臓疾患)などによる関連痛
①と②の診断の判断として徒手検査と痛みの状況で判断できると思います。
①は筋肉性の不具合が主となるので安静時に違和感はありますが、痛みはほとんどありません。
②の神経を介した痛みは、肩甲骨内側部付近に押される様な痛みや安静にしていても痛みが出る。また頸部、肩部付近に著名な筋緊張及び硬結が見られる。
徒手検査にて陽性反応が出る場合が多い。
意外と 「肩こり」 と混同されてくる方も多いです。
治療は頸部の治療をメインに肩部と頸部の筋緊張の緩和を目的としたアプローチが必要になって来ます。
また、痛みの強い方はゆっくりと痛む付近をほぐす必要がありますので、治療日数の必要性もあります。
上記の判断は詳しく診察が必要です。
また、症状のひどい方は精査の必要性もありますので肩こりだと我慢せずに、
お気軽にご相談ください。